昭和45年創業以来、様々な工種を経験し、その都度そのノウハウを蓄積してきました。
建設・土木工事というものは、どんな工事においても共通の部分があり、多様な工事の経験は現在の専門工事にいたっても大きく重要な『経験値』となっています。
現場というものにはひとつとして同じものはありません。毎回何かしらの問題や壁にぶつかります。そのときにものを言うのが『経験値』であり、諸問題をクリアすることができ、結果的に「何も問題が無かった」かのように、安全・品質・工程を守り完工することができるのです。
こと鋼矢板(シートパイル)圧入においては、鋼材が長ければ長いほど、地盤が硬ければ硬いほど難しくなります。
セクションと呼ばれる部分を繋ぎ合わせて連続壁を構築する圧入工は、何らかのトラブルが生じた瞬間一歩も前に進むことができなくなります。
その問題が何なのか、どうすれば解決できるのか、どの方法が最適解なのか、瞬時に答えが出せるのが『経験値』であり、それが株式会社埼玉基業の《強み》のひとつなのです。
どんな業界であっても「技術の研鑽と継承」が大事なのは言うまでもありません。企業として、社員が培った技術や経験の継承は、とても重要な要素だと言えるでしょう。
技術は一朝一夕に身につくものではありませんし、今までになかった新しい技術も出てきます。だからこそ日々の研鑽と継承が大事になってくるのです。幸い弊社の社員はそのことをよく理解してくれている人財ばかりです。
弊社の工事は3人から5人で行うチーム戦です。そこには《職長》と呼ばれるリーダーがいて、皆を引っ張ります。
当然チーム内には経験の浅い社員もいる中、それでも同業他社との競争に負けるわけにはいきません。そこには技術もさることながら、職長の『人間力』が結果を左右します。
経験の浅い社員においては、一緒に工事を進めながら覚えさせなければなりません。時には叱咤激励も必要ですし褒めてあげることも必要、そのバランス感覚がとても大事です。
仲間の安全、工事の出来形、守るべき工程の管理。さらにチームの統率。職長という立場は大変です。
弊社の施工班は数チームあり職長も数人いますが、彼らは自ら時間を作っては情報共有や技術共有をしています。苦労して培ったノウハウを他に共有することはなかなかできることではありません。これを当たり前のようにやる。これが弊社の社風であり、創業者が今日まで大事にしてきた【人が財産】という考え方。私たちも確実に継承していきます。
弊社は創業以来『他がやってないこと』を行ってきました。当時それまでになかったクレーンリースという概念を生み出したことを始めとして、硬質地盤クリア工法(クラッシュパイラー)誕生時には、いち早く導入を決めましたが、公共工事の設計積算に組み込まれるまで5年を要し大変苦労したことが思い出されます。しかしそのパイオニア精神は今も変わることはありません。
『ハミットクラブ仕様圧入機』や『ミニクラッシュ』など、既存の機械・工法に満足することなく、新機械、新技術を開発し特許まで取得しています。
現在多くの工法で積算基準が存在しますが、未だに積算基準がない工法も少なくありません。その厳しい現場条件には最適な工法であっても、積算がないことでやむなく諦めることも多いのです。
弊社では「積算が存在しない工法」のオリジナル積算の作成ができます。様々な既存積算基準を根拠として作成する弊社オリジナル積算は、数多くの実績を積み、発注者からも信頼を得ているほどの完成度です。
「工法変更ができずに厳しい条件のままで予算が合わない」などお悩みがありましたら、《ないものは生み出す》株式会社埼玉基業へお気軽にご相談下さい。
ご依頼に関するお見積り、ご相談はお電話、メールフォームよりお受けしております。
他社に断られてしまった案件でもお気軽にご相談ください。
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